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ホース取扱注意事項

安全上の注意

十川産業ホース、チューブを安全にご使用いただくため、下記取り扱い上の注意事項をお守りください。 弊社は品質管理を確実に実施し、品質につきましては万全を期しておりますがホースを、長期間ご使用いただくために、取り扱いに際して下記の点に留意ください。この注意事項を守らなかった場合の損害については、弊社は、その責任を負いかねますので必ずお守りください。なお、ご不明な点がございましたら、お気軽に弊社営業担当又は、フリーコール迄お問い合せください。

※下記記載事項は製商品共通事項です。個別製商品により追加注意事項がございますので、詳細は製品添付の注意事項もしくはフリーコールにて必ずご確認ください。

ホース・チューブ使用前の注意事項
  1. ホース、チューブは環境温度、流体温度、流体物により性能、耐久性に大きく影響を受けます。温度、流体に応じたホース、チューブをご使用ください。
  2. 使用温度範囲内および使用圧力内でご使用ください。
  3. 使用流体(薬品、薬剤、酸、アルカリ、油、塗料等)により、ホース、チューブの材質に硬化・膨張の急速な変化が予想されるもの(カタログ内の耐薬品性参照)については、ホース、チューブ最高使用上限でのご使用は避けてください。特に毒性の強い薬品、高濃度の酸・アルカリ等をご使用される場合は事前にご相談ください。
  4. 塗装用途で使用される際には、帯電による火災等の危険性が予想されますので、アース構造を持った製品をご使用ください。
  5. 食品用途でご使用なさる場合は、食品用ホースをご使用ください。但し、厚生労働省告示、省令等に適合しているホース、チューブでも臭い・味は個人によって判断基準が異なりますので、使用前に十分な確認をお願いします。また、油脂・脂肪性食品用途にご使用の際は、お気軽に弊社営業担当又は、フリーコール迄お問い合せください。
  6. その他特殊な使用条件の場合は、お気軽に弊社営業担当又は、フリーコール迄お問い合せください。
ホース・チューブ使用時の注意事項
  1. 最小曲げ半径以下に曲げてのご使用は、ホース、チューブの性能を低下させ、ホース、チューブの耐用期間を短くしますので、最小曲げ半径以上でご使用ください。また、最小曲げ半径がカタログ、ホームページ、及び取扱説明書に記載されていない場合は、お問合せください。
  2. ホース、チューブを取付ける際は、取付け金具付近で極端に曲げて配管されないよう注意してご使用ください。早期破損の原因となります。
  3. ホース、チューブは内圧により長さが伸縮しますので、余裕を持たせて配管してください。
  4. ホース、チューブに衝撃を与えたり、引き摺ったり、車両や重量物の下敷きにならないように注意して配管ください。金属、コンクリート等の固い物の角が当る箇所及び、振動、屈曲等で他の物体と擦れる部分には衝撃材、保護具、スプリング等で保護し、ご使用ください。
  5. 振動や衝撃の加わる機器に使用される場合は、使用圧力上限でのご使用は避けてください。
  6. ホース、チューブのご使用前には、必ずねじれや折れた箇所がないかご確認ください。
  7. ホース、チューブを鋭利なもので傷つけないでください(梱包開梱時含む)。破裂の原因となります。
  8. 止水は、元栓で行ってください。また加圧の際はバルブの開閉をゆっくり操作してください。
  9. 補強体のない製品は圧力用途ではご使用出来ません。但し圧力表示のある製品は除きます。
  10. ホースをカットされる際には、ホースの補強材の端末により、ケガのないよう、取扱いにはご注意ください。
金具アッセンブリー時の注意事項
  1. ニップルの竹の子部を挿し込む際には、ホース、チューブやニップルの竹の子部に油類を付けたり、火で炙ったりしないでください。挿入しにくい場合は、ぬるま湯でホース、チューブをあたためてから挿入を行ってください。
  2. ニップルはホース、チューブのサイズに適したものを選び、ニップルの竹の子部はホース、チューブ内径より大きいものご使用し、ホース、チューブに完全に差し込んでください。また、ニップルのバリ、エッジがないものをご使用ください。破裂やニップル抜けの要因となります。
  3. バンドは規定の締付トルクで、竹の子部の中央を締め付けてください。特に高温時にはホース、チューブが軟化しますので適宜締め直してください。
  4. ホースバンドの代替に針金等で過剰に締めたり、ホースバンドの取り外しの際にハンマー等の工具でホース、チューブに衝撃を加えたり、ニップルの表面に傷または錆びのある金具を使用されますと、ホース、チューブを傷つけ、破裂させる要因となりますのでおやめください。
  5. 金具アッセンブリー後、樹脂の永久歪により、液体漏れ、金具抜け、破裂が発生する場合がありますので、金具の種類とホース、チューブ材質、特性については、ご相談ください。
  6. チューブ用外面シールワンタッチ金具は、ホースには絶対に使用しないでください。
検査事項
  1. 日常使用前にホース、チューブの外観検査(外傷、硬化、軟化、変色等)を必ず実施してください。
  2. ホース、チューブのご使用期間中には、必ず1ヶ月に1度定期点検を実施してください。
  3. 日常点検・定期点検で次のような異常が認められた場合は、直ちに使用を中止し、新しいホース、チューブと交換してください。
    • ①金属付近の異常…局部的な伸び、膨れ、湾曲、漏れ
    • ②外傷の有無…外面の傷、ひび割れ、補強層への浸水
    • ③内層と外層の剥離
    • ④その他劣化が著しい場合(硬化、膨油、ひび割れ、膨れ、べたつき、変形、折れ等)
保管に関する事項
  • ご使用後はホース、チューブの残留物を除去し、水洗後直射日光の当らない、風通しのよい場所に保管してください。また、ホース、チューブを極端に曲げた状態での保管や、何段にも積重ねたり、ホース、チューブの上に物を置いたりしないでください。
使用後の廃棄について
  1. 使用後に、ホース、チューブを廃棄する場合には、それぞれの自治体が定める分別方法にしたがって処理してください。
  2. ポリ塩化ビニールを含む製品は800℃未満で焼却するとダイオキシンが発生する恐れがあります。
免責事項
  1. 故意または過失、当社製品以外の不具合に起因する事故・天災等により発生した損害に対して当社は一切の責任を負いません。
  2. 当製品ガイド(製品説明書含む)で説明、あるいは規定している使用方法以外で生じた損害に対して、当社は一切の責任を負いません。
  3. 当社製品を使用、または使用不能によって発生した二次的・付随的な損害(事業中断・事業利益損失等)に関して当社は一切の責任を負いません。
  4. 当社へお問い合わせ頂いた内容によって生じた不具合・損害についても当社の責任である明確な記録がない場合には当社は一切の責任を負いません。